失敗から学ぶ
12/24の水質検査の結果
硝酸塩(NO3):25
亜硝酸塩(NO2):1
総硬度(GH):4
炭酸塩硬度(KH):6
ペーハー(pH):7.2
塩素(Cl2):0
※魚がいないのに硝酸塩、亜硝酸塩濃度が上がって来たのは、残ってるカスの分解が始まったのだろうか?
今回の失敗で気づいたことをまとめておきます。
・急激な水温変化はダメ!
おそらく金魚の購入先のお店の中はあったかいので、水温もそこそこ高かったと思う。
でも我が家は温度差が激しく、最初は13,4〜18℃を行ったり来たり。
白点病に気づいて、この温度が一番白点病を活発化させると知り、急遽ヒーターを入れた。
そのおかげで今度は23〜25℃の水温になったわけだが、金魚に、冷たくなったりあったかくなったり、この温度差がかえってストレスを与えてしまった。
低温で発症したのならそのままで、少しずつ温度を上げた方が良かったのかもしれない。
でも小さな水量用のヒーターは細かな温度調整が利くものがないようだ。
しかもこのコトブキ工芸のアクアポニックスセットの注意書きを読むと「ヒーターの取り付け不可」となっている。
小型水槽は外気温の影響を受けやすいので、ヒーターなしで温度をキープするのは無理なのでは?
今のところ、小型ヒーターを取り付けても何も問題ないようだが、「ヒーターの取り付け不可」にしてるのはなぜなのだろうか?
(小さい水槽なのであやまって火事を出す怖れがあるから?)
夏になると我が家は陽当りが良すぎて、室温が40℃位になってしまう。
低温対策の次の高温対策の事を考えると今から頭が痛い。。。
・急激な環境変化はダメ!
水温を上げたら、PHが上昇し、水質がアルカリ化の傾向になったので、ゼオライトをぬいた。
この時、水底をかき回したため、水質が悪化したものと思われ、この後、急激に金魚に元気がなくなった。
おそらく、白点虫の卵も一気に舞ってしまったのではないだろうか?
PH上昇は止まったが、肝心の金魚に元気が無くなったら元も子もない。
・最初からゼオライト、牡蠣殻はダメ?
良い水質の水を作りたい!と思い、金魚用の3色石の他にゼオライトを入れたら、総硬度が0になってしまい、あわてて牡蠣殻を入れた。
でも両方とも水質が悪化してからで良かった?
・魚の餌は少なめに!
金魚を入れてすぐ、餌を10粒位あげたが、新しく魚を入れた場合は、環境になれるまで、その日は何も食べさせない方がいい、と知った。
その後も朝、晩と15粒位あげていたが、小さな金魚には多すぎたか?
(白点病発症がわかってから1回5粒に減らしたが、1日1回で良かったかも・・・)
人間と同様、魚も「食べ過ぎは万病の元」。
・数値より生き物を見よ!
とにかく水質検査の結果に一喜一憂し、ゼオライトを入れたり出したり、牡蠣殻を入れたりしていた。
金魚が死んだ時も水質検査の結果は特に問題なかった。
(アンモニアは測れなかったが)
唐辛子を入れると水が濁ったり、唐辛子の匂いがするようになることもあるらしいが、そんな事もなかった。
先日、ラジオで藍染をやってる方が、「藍を作る時に最初はPHを測っていたが、そのうちそれより匂いで藍の様子がわかることの方が大事と気づいて、図るのをやめた」というようなお話をしていた。
これを聞いて、そうだ! アクアリウムのやってる方が、「まずは水質より魚の状態を見て、急激に水質を変えるのは避ける。温度を変える時もPHを変える時も少しずつ」と言っていたことを思い出した。
金魚ちゃん、君の死を絶対、無駄にしないよ〜!
君が残してくれた有機物は必ず活かして次に繋げる!!!